- かいびゃく
- I
かいびゃく【開白】(1)仏事の初めに法会(ホウエ)の趣旨などを仏に向かって申し述べること。 啓白(ケイビヤク)。 表白(ヒヨウビヤク)。
「因りて~し供養すること已に訖はりき/霊異記(下)」
(2)法会の初日。⇔ 結願「五月二十四日は~なり/盛衰記 3」IIかいびゃく【開闢】〔古くは「かいひゃく」とも〕(1)天地のはじまり。 世の中のはじまり。「~以来の最大珍事」
(2)信仰の地として山を開くこと。「何ぞこの山を, 惜しみ申すべき, はや~し給へ/謡曲・白髭」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.